韓国生活7年経ちました

ますます元気な3匹のネコも一緒です

ソウルの毛糸屋に注文

前々から、ネットの毛糸屋さんは何軒かチェックしてあったのだけど、

先日図書館で本を借りてきて、

毎日のようにニヤニヤしながら、

「編むとしたら何を編む~?」

などと心の中で自分に問いかける怪しいおばさん。

 

5冊のうち3冊は日本の本の翻訳本だったので、

かぎ針も棒針も基本「クロバー」。

これは糸と違って消耗品じゃないし(物凄いヘビーに編む人で、折れたり曲がったりして、「一年に一度は買い替えてるわよ」といあいう猛者もいるかもしれないけど…

ていうか…いるのかな…?)、私は母から受け継いだ棒針、母から何かのお祝いで買ってもらったかぎ針セット、そして追加で買い足した棒針などは全部「クロバー」なので問題ないとして…

 

糸が問題。

翻訳本ってことは、日本で使われているメーカーのものが使われているわけで、

3冊の本には「ハマナカ」の文字が踊り…たまーに「オリムパス」の字も。

こういうメーカーさんも、新しい商品を出してみては、売れ行き等を見て廃盤にしたりするわけで、本の出版時期によって廃盤されている場合もあれば、

韓国で手に入らねーよ、っていう場合もある。

ハマナカは手に入る糸もあるけど、オリムパスは、レース糸ならあるけど、毛糸としては見つからなかった。

大体、「オリムパス」で検索して引っかかっても、指定されている

例えばオリムパスさんが出してるツイードの並太の黒とかそうなっちゃうと、

絶望に近い…。

ハマナカも似たような状況で、日本の糸を扱っている店でも、全部を網羅しているわけじゃないのと、マーフィーの法則で「欲しいものに限って無い」というののせいで、

手に入らない…。

わざわざ取り寄せてほしいとなると、相当の覚悟が必要だし。

 

そこまではしなくていい、したくない、

でも編みたい。似たような糸を探さねば…という段で、

太さやら色味やら加味しても、なんとなく微妙だなぁ…という品ぞろえ。

あちこちのネットショップで見ても同じような感じだし、

韓国国内産の糸より輸入ものが圧倒的に多い。

近くに毛糸屋さんがないので、それが実際どんな感じなのかを偵察にも行けない。

 

一種の博打なんですが…

もう、編みたい気持ちが止まらないので、

一先ず注文!

今までは悩んで終わっていたけど、人生もったいない!

そう、最近本当にそう思う。仕事まだ見つからないし、お金も尽きてきたけど、

仕事があったって、やりたいことをしてきたか?

疲れ果てて、結局したいことはいつも一番最後。

もし体力が残ってたら、気力を奮い立てることができたら…

そんなことを考えている間に、残った気力体力を他人のために使って、

結局自分のしたいことに手が届かないままだった…と思うのです。

 

体力のない人間にありがちなことなんですが…

ちょっとのムリが、翌日以降に何日も響くので、

「ちょっと夜遅くなったけど、〇〇して寝たから、今日眠い~」とか

すがすがしく仕事できるような体ではなく…

 

今、こんなささやかなことでも、やるやらないで悩んでいるのが、

悲しくなって、注文。

 

ほんと、この年齢で悩むポイントがここか。

でも、思い立ったが吉日。

変わろうと思った時にやればいいのだと思い込みます。