韓国生活7年経ちました

ますます元気な3匹のネコも一緒です

JLPT受験コース、残り来月一ヵ月

N1受験コースを担当させられ…

7月の試験直後からやって来て、はや3ヶ月半。

12月1日が今年2度目というか、最後というか…の試験なので、

私の授業はあと1か月分を考えればいいのだけど…

それが、結構息切れして、あとひと月をどうしてあげればいいのか、

ここ数日悩んでいる…。

 

初めてなので、このペースが合っているのか、合っていないのかも、

自分ではよく分からないのだけど…

でも、ここで息切れしているということは、ペース配分間違った?

というか、持ち駒が少ないから仕方がないというか…

 

どのみち、結構きちんと準備しないといけないコースでもあるので、

きちんと悩まないと…とは思うけど…

うーん。

本気だったのかーっ!

8月から一緒に勉強している20代前半の男の子。

何となく独特な雰囲気の子で、真意を測りかねる発言が多かったというか、

軽口叩くかんじというか…。

 

8月は、割と人数も多くて、それでもその子の人となりをきちんと分かるまでは行かず、

しかも授業もゆっくり進んでいるのだけどなかなか皆上達しないわねぇ…(悩)

というクラスだった…。

そして9月。

8月一ヵ月頑張った子一人が抜け、9月半ばにはまた一人脱落。

基礎って、続く子と振り落される子の差が激しいとは聞かされていたけど、

毎回ちょっと心が痛い。

 

20代の男の子も、割と軽口叩いていたけど、イマイチ真剣みにも欠ける感じだし…

大丈夫かなと思っていたものの、9月も完走。

そして10月。

改めて色々話をしていたら、8月にチラッと話していた「JLPT」の話がまた出た。

 

「…ごめん、本気なんだね?JLPTほんとに目指してるんだね?」

と聞いたら、本気だそう。

 

10月、11月で、私の授業は終わる。

12月は受験は無理だけど、1月からは7月の受験向けにコースが始まるので、

1月から始まる受験コースに入れるよう、漢字を真剣に叩き込むことに…。

一先ず8月、9月に緩くやってた分を、ガッツリやろうねとプリントを渡したら、

しっかりやって来た!!

そして、なんかちょっとスイッチ入った感じ。

 

頑張ろうぜ!!

JLPT N1の授業

今年初め働き始めた日本語学院。

日本人じゃないとダメと言われている授業の一つが「フリートーキング」。

 

そして「JLPT(日本語能力試験)のN1」の受験対策コース的なもの。

N3とかN2は、韓国人の先生が教えているけれど、一番上のコースであるN1は、

日本人がやるものなんだとか。

 

私は、日本語を教えたい!と思ってこの仕事に就いたわけではないので、

何故そうなのかとか、あんまりよく分からないでやってるわけだけど…

まあでも、このレベルになれば、普通の日本人レベルで読める(書けるかは不明…このテストには「書く」ことを要求する部門はないので)、というのが前提だから、

日本人が日本語で授業しても平気よね?ってのもあるんだろうし、

あと…文法なんかを見ていると、生まれてこの方日本人として文章を見聞きしてこないと、このニュアンスの違いは分からないかもね…というものが多い気もしないでもない。

多分、そういうこともあるのかもしれないんだけど…。

 

この試験、年に2回しかなくて、7月と12月。

私は7月の試験直後から12月に向けてのクラスを担当しているのだけど…

7月から来ているのは大学生と高校生。

大学生は、就職する人と、大学に留学する人がいる模様。

 

高校生は、N2には受かっていて、もうそれがあれば、大学受験条件は満たしているみたいなんだけど、まあ、N1の授業受けておけば、日本に行ってから楽だよね。

今ここで苦労しておけば、一回りレベルアップした状態で授業受けられるから、

凄く楽だと思う。先行投資だね。

 

そして、9月最終週に入って来た人は、40代かな。

授業も後半なので、皆初めまして~、ざっくり自己紹介ね~って雰囲気でもなく、

チラッとだけ聞いたのだけど、自分が最終的に受けたい資格の「受験条件」の一つが、

JLPTのN1なんだとか。

だから、絶対受かりたいと。既に何度か受験して、落ち続けているので、学院に来たんだとか。

 

なんかさ、自分は淡々と学院の教室のホワイトボードの前で授業してるけど

(いや、淡々と…ではないんだけど。日常が、家と学院の往復だけで、授業の準備を土日もなく続け、何の起伏もない日々っていう意味での「淡々」なんだけど)

私の前に座っている生徒さんたちの、動機とか、目標とか、ドラマチック。

 

受験条件、満たせるといいな。12月1日が試験だから、残り丸2か月。

私が手助けできるといいんだけど…。

年だけ取っている感じ

1年半の再就職活動も空しく、

月給取りには返り咲けず、日本語学院に勤めることに。

そして、あれこれありながらも踏ん張って勤めているのだけど…

 

その中で、ネイティブしかやれない授業というのがあるんですね、

まあ一つは分かる。

「フリートーキング」

これはやっぱり「日本人」じゃないと!っていうのは分かります。

在日の人で、生まれも育ちも日本だとホントに発音は全く日本人って人もいますが、

韓国でフリートーキングの授業(授業?)を受ける生徒側からすると、

「在日って言っても…でも韓国人でしょ?」

ってなるようで、人によっては騙された気分になるのだとか。

 

私が勤めているところは、本校には日本人がいますが、私のいる分校は、

日本人は私しかいないので、フリートーキングは私が受け持っていますが…

 

ここに、とっても博識なおじさまが一人いらっしゃって。

韓国では「親日」って言葉はつかえないので「知日」ですかね、

とにかく日本のことをよく知っていらっしゃって、旅行も年に何度行っていることか…。

このおじさまって言ってる私も結構な「おばさま」なんですが、

一応このおじさまよりはちょっと年下です(笑)。

でも世間的にはしっかりいい年したおばさんなのですが…

 

年だけ取ってるなぁ…

 

と、このおじさまの質問を受ける度に思うんですよね。

てか、日本ではそれなり勉強した方だし、一流大学には行けなかったけど、

でもそれなりの競争して大学も入ったし、だから何を言いたいかというと、

そんなに適当に中学高校時代を過ごしたわけじゃなかったつもりなのだけど、

答えられないことが多い。

 

「すみません、詳しく分からないので想像ですが」

と前置きして私の考えを述べて、後になって調べてみたら、

あまりにざっくりしすぎだったとはいえ、お、意外と合ってる!とかいうことも

時々あるので、それはそれでよかったと思うこともありつつ…

 

今の時代はどういう教育を受けているのか分からないけど、

私の時は、何か詰め込みっていう割には、何をどう詰め込んだのかなぁ…って

ちょっと遠い目。

 

だけど、絶望ばっかりしてもいられないから、

老眼、老体に鞭打って、知らなかったことを知れる喜びがある!とうそぶいてみているのだけど。

日本で言うところの放送大学が割と近場にあるので、

いつかそこで勉強してみたなぁ、そこに、日本学科があるので。

思い出した数年前の年末年始

明けましておめでとうございます。

には遅いですが…。

このブログもほったらかして久しいですが…。

 

2018年の終わり頃にバタバタし、そのまま2019年になってしまいました。

韓国に住んでいますが、こちらに来てから大体そのままズルズルと新年になるパターンが多くなりました。

2年近く働いていた釜山の職場は、

大晦日まで働いて、普通は1月1日ぐらいは休むものなのに、

1月1日も当然のように働いて(取引先は休んでいるので全然仕事がない)、

旧正月も普通は前後1日ずつ休むのに(トータル3日)、

そこの職場は当日しか休めないため、そこに勤め始めてから故郷に帰ったことがないと上司が愚痴っていましたっけ。

ブラックなんだけど、どうしてブラックかというと、

これまたブラックにありがちなのだけど経営者が「自分たちは店をここまでに大きくするために、休みなく働いたから」っていう…それを従業員にも押し付ける思考の持ち主で。

残業強要。手当なし。毎日へとへとになって、片道一時間半の通勤。

年末年始の思い出なんてなし。

今まで日本の友達には、多少遅れても年賀状(らしきもの)を送っていたけれど、

とてもそんな余裕なく立ち消え...って感じでした。

 

で、この会社に勤める前に一度、物凄く素敵な職場に働いたことがあります。

これはクリスマス頃から、1月の第一週目ぐらいという短いバイトだったのだけど、

こっちの思い出の方がメイン。

 

この物凄く素敵な職場ってのが、自宅前に社長が自らワゴン車でお出迎えしてくれ、

山奥の零細企業が集まる工場団地?みたいなところに連れていかれるっていう職場。

21世紀も10年以上過ぎたっていうのに、1970年代ですか?80年代ですか?っていう機械たちが詰まっている小さな工場で、

年末年始頃が、一番忙しい仕事とのことでアルバイトで入ったのだけど…

いわゆる、韓国でよく飲まれているスティック型の甘い粉末のお茶の袋入れ。

粉末を作って、その粉末を乾燥させたり色々工程はあるみたいだけど、

その辺は別の人がやっており、それを機械にザザァーッと入れると、

スティックに決まったグラム数が入り、カッチャンカッチャンと一本一本に切られながら準備されたプラスティックのカゴに何百本と溜まっていくのだけど…

そのカゴに入ったスティックを、外袋に入れるのがバイトの仕事。

 

で、その外袋はちょっと厚手の美味しそうな写真とかもプリントされたビニール袋なのだけど、

そこに製造年月日を入れる…その作業は手作業。

迷彩柄のズボンを履いた、まともな人なのかおかしな人なのかわからない、

滅茶苦茶怖い「班長」って呼ばれてるおばちゃんが、手作業で製造年月日を打刻。

一枚一枚。

そのビニール袋に、スティックを何十本と入れるのだけど、これもまた手作業。

21世紀らしい、家内制手工業っぽい感じ。

ビール瓶の入ってたようなケースにスポンジ貼った椅子に座って、

大きなテーブルにザバァーンとぶちまけられたスティックを両手で、

数を数えながら、スティックの向きをそろえながら、チャッチャとつかんで、

片手に10本、両手で20本…。もし50本セットなら両手で20本をもう一回と、

片手で10本やってもいいし、両手で5本ずつとかとにかく適当に10本そろえ、

それを打刻済み袋に入れ、セッティング済みをプラスチックカゴに溜めていく。

 

大体たまったところでまた素敵な人力シーリング機が登場。

足踏み式になっていて、シーリング機に打刻済み袋の開いた部分を

華麗なセンスでスッとハサみ、足元のブレーキみたいなものを踏むと、

袋をプレス。熱で封をするというものなのだけど、私は入ったばかりだったので、

緊張するしで、作業が慎重になりすぎて遅い…。

「班長」は一体何年やってきたのか知らないけれど、物凄い勢いで、どんどんこなしていくので、その姿も怖ろしい。

スティックの掴み方も、テーブルにぶちまけただけの向きもそろっていないスティックなのに、ただテーブルを無造作につかんでいるようにしか見えない手に、

あっという間に向きがそろったスティックが手の中に…

とにかく早くキレイなのは確かで、物凄い技術?の持ち主なのだけど、

ちょっとホントに、こういっては何だけど狂気を感じるコワさの持ち主なので、

技術を盗むも何もないまま短期のバイトは終わったのだけど…

(技術というか…今時手作業かよ!って言いたいところだけど…)

 

ここも、大晦日までしっかり仕事。

ただ、普段定時が5時半だとすると、2時か3時で終わり、後は定時まで大掃除。

そして、大掃除が終わると、一応ご苦労さん会なのか、

こんな山奥に配達に来る店があるの?と驚くようなピザ数枚。

 

そして1月1日はお休みで、2日からはまた社長のワゴン車で山奥に連れていかれるという日々。

 

年末年始を家でのんびりできたここ数年、有難いのかな、有難いんだよね…?

クロスステッチな日 タヒチ

相当ほったらかしにほったらかしたDMCの無料チャートの「タヒチ」(10×15センチくらい)。

ここ数日、別の作品を…と始めてから、久々に刺繍糸やらなにやらを整頓していたら、
背景の薄紫色だけ刺していないこの作品が出てきて、
あ~、同じ色を刺し続けるのがいやでほったらかしてあったんだ…と
いたたまれなくなり、せっせと刺し続け、3~4日で終わったので、
一体いつから刺してるんだろう?って思ったら、去年の9月!!!
よかった、無事に完成して…。

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